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タフトブラシとは?役割と正しい使い方

毛束がひとつのヘッドになっている歯ブラシが、タフトブラシです。
タフトブラシを使うと、普通の歯ブラシでは届きにくい部位も磨くことができます。

タフトブラシは大きく「山型」と「平型」に分けられます。
歯と歯茎の境目、歯と歯の隙間などを磨くのには山型がおすすめです。
平型のものは歯周ポケットの奥の汚れをかき出すといったときに適しています。

タフトブラシを使ったケアは、以下のような人に向いています。

・入れ歯を装着している人
・歯の矯正を行っている人
・口が小さくて普通の歯ブラシだけでは磨きにくい人
・歯科医院で磨き残しを指摘された人

他にもタフトブラシはこんな時に便利

■ 妊娠でつわりがある時

妊娠時、つわりの影響でハブラシを口の奥まで入れづらい方もいらっしゃいます。
奥歯をみがく時、「ハブラシ」から「タフトブラシ」に替えてみがくと、
ヘッドの大きさがコンパクトなので、不快感が軽減しラクにブラッシング出来るかもしれません。

<ハブラシとタフトブラシのヘッドの大きさの違い> 

■ 子どもの歯の生えかわり期の仕上げみがきに

歯の生えかわりの時期(6〜12歳頃)は歯並びが複雑になるため、
子ども自身でするブラッシングだけではみがき残しが多くなります。
9歳頃までは仕上げみがきをおすすめします。

<生えかわりの時期に歯垢が残りやすいところ>

上の写真は保護者による「仕上げみがき」をした後、歯垢を染め出してみた一例です。
「生えている途中の歯」や「抜けた歯の周り」など、
この時期特有の「凸凹した歯並び」の部分は、歯垢が残りやすい場所です。
仕上げみがき用のハブラシで歯全体をみがいた後、歯垢が残りやすいところには、タフトブラシを是非使ってみてください。
生えたばかりの永久歯をむし歯にしないためにも「歯垢が残りやすいところ」のケアを意識しましょう。

■ 初期むし歯が見つかった時

「むし歯」の原因はみがき残しの歯垢です。
「初期むし歯」は歯に穴があく一歩手前の状態で、
丁寧なブラッシングやフッ素による再石灰化の効果により、もとの健康な歯に戻る可能性があります。
治療が必要な「むし歯」へ進行させないために、より重点的なケアを行う必要があり、
「タフトブラシ」と「フッ素入りのハミガキ」でのケアをおすすめします。
さらに、歯科医院で定期的にみてもらうようにしましょう。

■ 歯周病(歯肉炎・歯周炎)対策に

「歯肉炎」「歯周炎」は歯と歯ぐきの境目に残っている歯垢が主な原因です。
特に歯ぐきの「腫れ」や「出血」などの症状がある方は、
歯と歯ぐきの境目の歯垢を除去するために「タフトブラシ」をおすすめします。
「歯と歯ぐきの境目」に毛先をあててなぞるように動かし「歯垢」をきちんと落としましょう。

<全体の歯と歯ぐきの境目のケアに>

 


タフトブラシの使い方とポイント

1.みがき残しをチェックする

ハブラシでブラッシングして軽くすすいだあと、みがき残しを鏡で確認したり、舌で触ってチェックしましょう。

2.タフトブラシは「ペングリップ」で持つ

タフトブラシは、軽い力で小刻みに動かしやすい「ペングリップ」で持つことをおすすめします。
歯ぐきを傷つけないよう力の入れすぎに気を付けましょう。

<ペングリップの持ち方>

ただし、みがく場所によっては「ペングリップ」では操作が難しいと感じることがあります。
そのような場合にタフトブラシを握って持つ時は、力の入れすぎや動きが大きくならないよう注意が必要です。

3.「タフトブラシ」を鏡で確認しながら使う

みがきたい場所に毛先が当っていることを鏡で確認しながら使います。
うまく使用できないときは歯科医院で相談し、適切なアドバイスを受けましょう。

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